介護施設・介護事業所の採用担当者の皆様、このようなお悩みはありませんか?
「求人媒体に出してもなかなか応募が来ない」
「人材紹介のコストが高すぎて、これ以上は採用予算を組めない」
「日々の業務が忙しく、採用業務に専念できるスタッフがいない」

慢性的な人手不足が続く中、介護業界でも採用手法の一つとしてSNSを活用する動きが広がっています。
しかし、「何から始めればいいかわからない」「SNSに詳しいスタッフがいないから炎上しないか不安」と、導入に踏み切れない採用担当者の方も多いのではないでしょうか。
本記事では、SNS採用をこれから始めたい方に向けて、SNS採用の基本から具体的なやり方、成功のコツまで分かりやすく解説します。
介護業界のSNS採用とは?
SNS採用とは、InstagramやTikTok、LINEなどのSNSを活用して、企業・施設の認知拡大から求職者との接点づくり、応募獲得までにつなげる採用手法です。
介護業界では、求人票だけでは伝わりにくい「職場の雰囲気」「スタッフの人柄」「仕事のリアル」を発信できる点が大きな特徴です。
求人情報だけでは伝えきれない「この職場で働くイメージ」を届けられるため、採用活動における新たな接点としてSNSを活用する施設が増えています。
SNS採用の基礎知識や、採用で活用されるLINE公式アカウントについては、「LINE公式アカウントの使い方とメリット」の記事でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
介護業界でSNS採用が注目される4つの理由(メリット)
従来の採用手法と比べて、SNS採用には介護業界にマッチするメリットがあります。
まずは、求人媒体や人材紹介とSNS採用の違いを確認してみましょう。
| 比較項目 | 人材紹介 | 求人媒体(サイト) | SNS採用(インスタ等) |
| コスト | △ 成果報酬型が中心 | △ 掲載プランによる | ◯ アカウント開設・投稿自体は無料(運用代行費等は別途) |
| 即効性 | ◎ 高い | ◯ 普通 | △ 中長期的な運用が必要 |
| 職場のリアル | △ 伝わりにくい | △ 伝わりにくい | ◎ 伝わりやすい |
| 潜在層へのリーチ | ✕ 転職顕在層のみ | ✕ 転職顕在層のみ | ◎ 転職を考えていない層にも届く |
メリット1. 採用コストを抑えられる
求人媒体や人材紹介エージェントは、掲載費用や採用時の成果報酬が発生します。
一方、InstagramなどのSNSは基本的に無料でアカウントを開設できます。運用を軌道に乗せ、SNS経由で「直接応募」を獲得できるようになれば、採用単価の削減につながります。
採用にかかる費用を総合的に見直したい方は、「介護職の採用代行費用相場」の記事もあわせてご覧ください。
メリット2. 職場のリアルを伝えてミスマッチを防げる
文字と限られた写真だけの求人票では、現場の雰囲気やスタッフの人柄までは伝わりにくいものです。
SNSであれば、
- 1日の仕事
- 休憩時間
- スタッフの雰囲気
- 新人へのサポート体制
など、求人票では伝えにくい情報も発信できます。
求職者が「ここで働く自分」をイメージしやすくなり、入社後のギャップやミスマッチの防止につながることが期待できます。
メリット3. 転職潜在層にもアプローチできる
求人サイトは、転職を具体的に検討している求職者との接点になりやすい一方、SNSではまだ転職を決めていない人にも情報を届けられます。
「今は転職を考えていないけれど、もっと良い環境があれば……」と考えている潜在的な求職者と、日常的に接点を持てることがSNSの強みです。
メリット4. 採用ブランディングにつながる
SNSで継続的に情報を発信することで、「この施設で働きたい」と思ってもらえる採用ブランディングにもつながります。
施設や法人の認知度向上にもつながるため、長期的な採用活動の土台づくりにも役立ちます。
介護業界のSNS採用の始め方・やり方【3ステップ】

SNS採用を始める際は、いきなり投稿を始めるのではなく、まず採用ターゲットや発信内容、運用体制を整理しましょう。
Step1. 採用ターゲットとSNSを決める
まずは「どんな人を採用したいのか」を明確にします。採用したい人物像によって、適したSNSや発信内容は異なります。
| SNS媒体 | 介護採用との相性 | 特徴 |
| ◎ 最もおすすめ | 写真・動画で施設の雰囲気を伝えやすい | |
| LINE | ◎ 接点・選考フォロー | 求職者との個別連絡や面接調整に活用しやすい 弊社の「採用公式LINE構築サービス」のページもあわせてご覧ください。 |
| TikTok | 〇 ターゲット次第(若年層向け) | ショート動画による認知拡大に向いている |
| X (旧Twitter) | △ 業界特化にはやや不向き | 拡散力はあるが、地域採用には工夫が必要 |
介護採用でInstagramが活用しやすい理由
Instagramは写真や動画を活用して、求人票だけでは伝わりにくい職場の雰囲気やスタッフの人柄を視覚的に伝えやすいSNSです。
介護採用では「どんな人と働くのか」「職場の雰囲気はどうか」といった情報が応募前の判断材料になりやすいため、施設の魅力を発信する手段として活用しやすいでしょう。
ただし、ターゲットによってはTikTokやLINEなどを組み合わせる方法もあります。
大切なのは、「流行っているSNS」ではなく「採用したい人が利用しているSNS」を選ぶことです。
Step2. 求職者が知りたい投稿内容を決める
採用目的のSNSでは、施設が伝えたい情報だけではなく、「求職者が知りたい情報」を発信することが重要です。
特にInstagramでは、以下のようなテーマが考えられます。
- スタッフ紹介:「入社3年目の介護スタッフに聞いてみた」
- 1日の仕事: 「夜勤スタッフの1日」
- 職場環境:「休憩室を紹介します」
- 福利厚生:「住宅手当・資格取得支援について」
- キャリア:「未経験から介護福祉士になるまで」
- Q&A:「夜勤は月何回?」
- 求人情報:「現在募集中の職種」

求人情報だけを発信するのではなく、普段の職場の様子を伝える投稿と求人情報を組み合わせることがポイントです。
Step3. 継続できる運用体制を作る
SNS採用でよくある失敗の一つが、「最初は頑張ったものの、途中で更新が止まってしまう」ことです。
一人の担当者に丸投げするのではなく、
- 誰が担当するのか
- いつ投稿するのか
- 何を投稿するのか
- 投稿前に誰が確認するのか
といったルールを決めておきましょう。
また、スタッフや利用者の写真を使用する場合は、事前に掲載許可を確認するなど、個人情報やプライバシーへの配慮も必要です。
無理なく継続できる更新頻度と運用ルールを決めることが、SNS採用を長く続けるポイントです。
介護業界のSNS採用を成功させる6つのコツ
SNS採用は、アカウントを作って投稿すれば必ず応募が増えるわけではありません。
成果につなげるためには、次の6つを意識しましょう。
コツ①:採用したい人物像を明確にする
「介護職なら誰でもいい」ではなく、
- 未経験者か経験者か
- 若手か中堅か
- 子育て世代か
- 夜勤ができる人か
など、採用したい人物像を具体化しましょう。ターゲットが明確になると、投稿内容も決めやすくなります。
コツ②:求職者目線で投稿する
施設が伝えたいことだけではなく、「求職者は何を知りたいのか?」という視点で投稿を考えます。仕事内容だけでなく、職場の雰囲気や人間関係、福利厚生、研修制度など、応募前に知りたい情報を積極的に発信しましょう。
コツ③:職場のリアルを見せる
綺麗なフリー素材だけでは、実際の職場の雰囲気は伝わりにくいものです。スタッフが働いている様子や施設の日常など、実際の現場が伝わるコンテンツを発信することで、施設への理解や安心感につながります。
※スタッフや利用者様の写真を使用する場合は、必ず事前に掲載許可を確認しましょう。
コツ④:求人情報だけを投稿しない
「介護スタッフ募集中!」という求人情報ばかりでは、ユーザーに興味を持ってもらいにくくなります。日常の発信を中心にしながら、求人情報を適度に組み合わせましょう。
コツ⑤:投稿を継続できる仕組みを作る
SNSは継続的な発信が重要です。担当者一人に負担を集中させず、撮影・投稿・確認などの役割を分担し、無理なく続けられる体制を作りましょう。
コツ⑥:フォロワー数ではなく応募までの導線を設計する

SNS採用で重要なのは、フォロワー数だけではありません。
投稿を見る
施設に興味を持つ
求人・採用ページを見る
LINEなどで問い合わせる
応募する
という流れを設計することが重要です。
せっかくSNSで興味を持ってもらっても、「求人情報が見つからない」「応募方法が分からない」という状態では、応募につながりません。
SNSから採用ページや応募フォームまで、スムーズに移動できる導線を整えておきましょう。
SNSだけでなく、採用サイトや求人ページまで含めて直接応募を増やしたい方は、「人材紹介に頼らず直接応募を増やす方法」も参考にしてください。
介護業界のSNS採用でよくある失敗

失敗①: 投稿が求人情報ばかり
「介護スタッフ募集中!」だけでは、求職者が施設に興味を持つきっかけになりにくいです。職場の日常やスタッフの紹介など、求人以外の情報も発信しましょう。
失敗②: 更新が続かない
最初だけ投稿して、数週間〜数か月で更新が止まってしまうケースがあります。無理のない更新頻度を設定し、継続できる仕組みを作ることが重要です。
失敗③: フォロワー数だけを追いかける
フォロワーが増えても応募につながらなければ、採用施策としては改善が必要です。
「フォロワー数」だけではなく、プロフィールへのアクセスや採用ページへの遷移、問い合わせ、応募なども確認しましょう。
失敗④ :応募導線がない
プロフィールを見ても、「どこから応募すればいいの?」という状態になっていないでしょうか。採用ページや応募フォームへのリンクを分かりやすく設置しておきましょう。
失敗⑤ :写真掲載のルールが決まっていない
利用者様やスタッフの写真を掲載する場合は、事前に許可を取得し、個人情報やプライバシーに配慮する必要があります。
投稿前のチェック体制もあらかじめ決めておくと安心です。
介護業界のSNS採用成功事例
実際にSNSなどのWebツールを活用し、採用コストの大幅削減に成功している事例をご紹介します。
ここでは、私たちmissionsが支援した事例の一つをご紹介します。
実際に行った施策と結果
※掲載している数値は、当社支援事例の一例です。すべての企業・施設で同様の成果を保証するものではありません。
※具体的な条件や期間は、お客様の事例ごとに異なります。
自社だけで難しい場合は採用マーケティングのプロに相談
ここまでSNS採用の方法をご紹介してきましたが、
「SNS採用の重要性は分かったけれど、日々の業務が忙しくて手が回らない」
「SNSを始めても、応募につながる導線を作れるか不安」
という方もいるでしょう。
そのような場合は、採用マーケティングのプロに相談するのも一つの方法です。
専門的なノウハウを活用することで、現場スタッフの負担を抑えながら、SNSから応募までの導線を設計できます。
介護・医療・看護・保育に特化した「missions」だからできること

私たち「株式会社missions」は、介護・医療・障がい・保育業界に特化し、採用代行・採用マーケティングを支援しています。
missionsの支援実績
- 累計支援事業所数:100事業所以上
- 応募獲得数:5倍以上
- 採用コスト:約9割削減
- 契約継続率:98%
※2026年3月時点。当社の支援データに基づく実績です。
※すべての企業・施設で同様の成果を保証するものではありません。
SNSは、あくまで求職者との接点をつくる手段です。
SNSで施設を知ってもらった後、仕事内容や待遇を確認できる採用ページ、問い合わせや面接につながる導線まで整えることで、SNSからの応募を生み出しやすくなります。
missionsでは、この「認知→興味→応募」までの採用導線を一貫して支援しています。
SNS運用だけでなく、求人票の作成、Webサイト改善、Web広告運用など、「直接応募」を獲得するための導線をまるごと構築。
「ゆくゆくは自社だけで採用を回したい」という法人様向けの内製化支援も行っています。
まとめ|自社に合った採用手法で採用課題を解決しよう
介護業界の採用において、自社の魅力を発信する「SNS採用」は、重要な採用手法の一つになりつつあります。
ただし、すべての施設にSNSが必要とは限りません。ターゲットや抱えている採用課題によって、適した採用手法は異なります。
大切なのは、 「SNSをやること」ではなく、「直接応募を増やし、採用コストを削減すること」です。
「自社に合った採用の仕組みが知りたい」
「直接応募が増える導線をプロに相談したい」
という方は、ぜひ一度株式会社missionsへお気軽にご相談ください。
貴社の採用課題に寄り添い、応募獲得から採用コスト削減まで「まるっと」サポートします!

