「求人を出しても看護師からの応募が来ない」「面接まで進んでも他社に流れてしまう」「人材紹介を利用しているものの、採用コストが高い」――こうした悩みを抱える医療機関や介護施設は少なくありません。
看護師は慢性的な人手不足が続いており、求人を掲載して応募を待つだけでは、採用につながりにくくなっています。
では、なぜ看護師は採用できないのでしょうか。本記事では、看護師の採用が難しい5つの原因から、効果的な採用方法、採用代行(RPO)の費用相場・メリット、会社の選び方まで詳しく解説します。
看護師が採用できないのはなぜ?採用難に陥る5つの原因
1. 有効求人倍率が高く競争が激しい
看護師(正看護師・准看護師)は、全職業と比べて有効求人倍率が高く、採用競争が激しい「売り手市場」が続いています(出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」令和8年6月分)。病院だけでなく、クリニック、介護施設、訪問看護ステーションなど活躍の場が広がっており、一つの求人に対して複数施設が競合するため、求人を出して応募を待つだけの「待ちの採用」では、十分な母集団を形成することが難しくなっています。
2. 求人票だけでは職場の魅力が伝わらない
「アットホームな職場です」「やりがいがあります」といったありきたりな求人票では、数ある求人の中に埋もれてしまいます。自社の理念や、現場のリアルな雰囲気が言語化できていなければ、求職者の目には留まりません。
3. 給与・待遇だけで比較されている
条件面だけで比較されると、大手病院や資金力のある施設に勝つのは困難です。夜勤の有無、オンコールの体制、残業の少なさなど、「働きやすさ」や「自社ならではのメリット」を正しく打ち出す採用戦略が求められます。
4. スカウトやダイレクトリクルーティングを活用できていない
現在は、求人を掲載して応募を待つだけでなく、施設側から求職者へ直接アプローチする「ダイレクトリクルーティング(スカウト採用)」も活用されています。しかし、効果的なスカウトメールの文面作成や運用ノウハウがなく、活用しきれていない施設が少なくありません。
5. 現場との兼任で応募後の対応が遅い
院長や施設長、現場の看護師長が採用業務を兼任している場合、応募が来ても連絡が遅れがちです。求職者は複数の求人を比較しながら転職活動を進めることも多いため、応募後のレスポンスが遅れると、他社へ流れてしまう可能性があります。
看護師を採用するには?効果的な5つの採用方法
前述のような採用難を乗り越えるためには、自社の状況に合った採用手法を選ぶことが重要です。主な5つの手法の比較は以下の通りです。
| 採用手法 | 採用コスト | 採用スピード | 担当者の手間(工数) |
|---|---|---|---|
| 求人媒体(Web求人サイト) | △(掲載費) | △ | ×(原稿作成・運用が必要) |
| ハローワーク・ナースセンター | ◎(無料) | × | △ |
| 人材紹介(エージェント) | ×(高額な手数料) | ◎ | ◎(推薦を待つのみ) |
| スカウト(ダイレクトリクルーティング) | ◯ | ◯ | ×(運用に手間がかかる) |
| 採用代行(RPO) | ◯ | ◯ | ◎(プロに実務を丸投げ) |
1. 求人媒体(Web求人サイト)
多くの求職者にリーチできるが、魅力的な原稿作成と運用ノウハウが必要。
2. ハローワーク・ナースセンター
無料で掲載できるが、条件面での比較になりやすく、採用まで時間がかかる傾向がある。
3. 人材紹介(エージェント)
急募には強いが、採用決定時に想定年収の一定割合を成功報酬として支払うため、高額な手数料が発生するケースがあります。
4. ダイレクトリクルーティング(スカウト)
施設側から直接アプローチできるため採用単価を抑えやすいが、運用に手間と時間がかかる。
5. 採用代行(RPO)
上記の採用活動(戦略から実務まで)を外部のプロに委託し、自社の採用力を高める手法。
採用担当者のリソースが不足している場合は、これらの採用活動そのものを外部に委託できる「採用代行(RPO)」が有力な選択肢になります。
課題を解決する「看護師の採用代行(RPO)」とは?
採用代行(RPO:Recruitment Process Outsourcing)とは、企業の採用活動の一部、またはすべてを外部の専門企業に委託するサービスです。
看護師採用でRPOに依頼できる業務
採用代行は、単なる事務作業の代行ではありません。自社の採用チームの一員として、以下のような業務をプロフェッショナルが担います。
- 採用戦略の策定: 求める人物像(ペルソナ)の設定、競合調査、自社の魅力の言語化
- 母集団形成: 求人媒体の選定、求人原稿の作成、スカウトメールの運用
- 応募者対応: エントリーへの迅速な一次対応、面接日程の調整
- 歩留まり改善: 内定後のフォロー面談、入社までの継続的な連絡(辞退防止)
採用代行(RPO)と人材紹介の違い
看護師採用において多く利用されている「人材紹介(エージェント)」と「採用代行(RPO)」には、明確な違いがあります。
| 比較項目 | 採用代行(RPO) | 人材紹介(エージェント) |
|---|---|---|
| 費用体系 | 月額固定型、または従量課金 | 成功報酬型(採用決定時に支払い) |
| 採用活動の主導権 | 自社が主体となって直接採用を進める | 紹介会社から候補者の推薦を待つ |
| アプローチ方法 | 求人掲載やスカウトなど複数の手法を活用 | 登録求職者の中から候補者を推薦 |
| 自社の採用力 | 媒体運用や求人票作成のノウハウが自社に蓄積される | エージェント任せになるためノウハウは残らない |
人材紹介には「急募に強い」「候補者の推薦から面接設定まで任せられる」といったメリットがあります。一方で、中長期的な採用コストを抑えながら、自社の採用力を高めたい場合は、採用代行(RPO)が有力な選択肢となります。
看護師の採用代行(RPO)にかかる費用相場
採用代行を検討する際、最も気になるのが「費用(コスト)」です。採用代行の料金体系は、大きく分けて以下の3パターンがあります。
月額固定型
毎月定額の料金を支払うプランです。委託する業務範囲によって費用が異なり、一つの目安は以下のようになります。
- 月額10万円程度:スカウト送信や求人票作成など、一部業務のみの代行
- 月額20〜30万円程度: 求人運用、スカウト、応募対応などの複数業務の代行
- 月額30〜40万円以上: 求人運用、スカウト、応募対応などの複数業務の代行
年間を通して複数名の採用を計画している場合、採用人数による追加費用が発生しないプランであれば、1人あたりの採用単価を抑えられる可能性があります。
成果報酬型
採用が決定した時点で費用が発生するプランです。初期費用が抑えられるメリットがありますが、複数人を採用した場合は人材紹介と同等のコストになる可能性があります。
従量課金型(タスク型)
「スカウト送信100件」「面接設定1件」など、依頼した業務量に応じて費用が発生します。1タスクあたり数千円〜数万円程度が一つの目安です。自社で手が回らない部分だけをピンポイントで外注したい施設に向いています。
まずは自社に合った採用手法や費用をプロに無料相談してみませんか?
看護師採用で採用代行(RPO)を利用する5つのメリット
看護師採用にRPOを導入することで、施設側には以下のメリットがあります。
- 採用担当者の負担を減らせる(現場の業務に集中できる)
- スカウトによる能動的な母集団形成ができる
- 採用ノウハウ(求人原稿作成や媒体運用)が自社に蓄積される
- 複数名採用することで、採用コストを抑えられる可能性がある
- 応募対応の採用スピードを上げ、他社への取りこぼしを防げる
看護師採用に強い採用代行会社の選び方
採用代行で成果を出すためには、委託先の選定が重要です。以下の基準を満たしているか確認しましょう。
1. 医療・看護業界の採用実績があるか
ITや飲食など他業種も広く扱う総合型の採用代行会社では、看護師特有の専門用語やシフト体制が理解できず、的外れなスカウト文面になってしまうリスクがあります。必ず、医療・福祉業界に特化した実績を持つ企業を選びましょう。
2. 求人媒体の特性を理解し、スカウト運用に対応しているか
主要な看護師向け求人媒体の特性を理解し、ターゲットに合わせた求人掲載やダイレクトリクルーティング(スカウト運用)ができるかどうかが母集団形成の鍵を握ります。
3. 採用後の「定着」まで見据えているか
ただ人数を集めるだけでなく、自社の理念に共感し、長く働いてくれる人材を見極める(ミスマッチを防ぐ)視点を持っている代行会社を選ぶことが大切です。
訪問看護と施設内看護では採用戦略が違う

特に注意したいのが、代行会社の「現場の解像度」です。同じ「看護師」という職種であっても、働くフィールドによって求められる適性は異なります。
訪問看護で活躍する人材
ひとりで利用者宅を訪問し、その場でアセスメントや臨床判断を下せる自立性と、ご家族との対人スキル。
施設内看護(特養・老健等)で活躍する人材
介護職など多職種と連携する協調性と、高齢者の「日常の生活」に寄り添うマインド。
この違いを明確に理解し、「自社だからこそ活躍できる人材」へ向けた専用の求人票やスカウト文面を書き分けられる代行会社でなければ、採用成功には繋がりません。
なぜ看護師採用にmissionsのRPOが向いているのか

医療・介護・保育業界に特化した採用支援サービスを提供する株式会社missions(『まるっと採用担当さん』)は、多くの福祉企業様から選ばれています。私たちが看護師採用を支援できる理由は、以下の5つの徹底したサポート体制にあります。
① 看護・医療業界の採用事情を踏まえた求人設計
現場のリアルな違い(訪問看護と施設内看護の違いなど)を熟知しているため、ターゲットの心に響く「御社ならではの魅力」を的確に言語化し、求人票に落とし込みます。
② スカウト・求人媒体を活用した母集団形成
適切な求人媒体の選定から、返信率を高めるための個別カスタマイズされたスカウト文面の作成・運用まで、攻めの採用(ダイレクトリクルーティング)を代行します。
③ 応募後のスピード対応
求職者からの応募や問い合わせに対し、採用担当者に代わって迅速に一次対応・面接調整を実施。他社への取りこぼし(機会損失)を最小限に防ぎます。
④ LINE・SNS・Web広告まで含めた採用導線づくり
求人媒体だけでなく、採用公式LINEアカウントの構築やSNS採用、Webマーケティングを組み合わせ、施設独自の強固な採用導線を設計します。
⑤ 最終的な採用業務の内製化(インハウス化)まで支援
missionsの最終ゴールは「弊社がいなくても自社で採用できる状態」を作ることです。実務を代行しながらノウハウを共有し、将来的なインハウス化(内製化)まで伴走支援します。医療・福祉領域で、採用コストの大幅削減や直接応募数アップの支援実績が多数ございます。
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「人材紹介の高い手数料を見直したい」「スカウトを打つ時間がない」とお悩みの企業様は、ぜひ一度株式会社missionsにご相談ください。

